映画公開以前から話題となっていた、Netflixオリジナル映画、ザ・プロム/The Promを観ました。
ハイスクールミュージカルドラマ『Glee)』などで知られる、ライアン・マーフィーの監督作品で、出演者はメリル・ストリープやニコール・キッドマンなど、豪華な顔ぶれで華やかな作品です✨✨

ザ・プロム (原題:The Prom)
田舎町に住むゲイの女の子が、付き合っている彼女と学校のダンスパーティー『プロム』に参加できるよう奮闘する物語。
- あらすじ
ニューヨーク・ブロードウェイでの新作ミュージカル上演中、自身の傲慢さをメディアに酷評された主演のディーディーとバリーは、なんとかイメージアップを計る方法がないかと考えていた。
その時、ツイッターで話題になっていたインディアナ州の田舎町に住む高校生エマの高校が、彼女がゲイであることを理由に高校主催のダンスパーティー『プロム』に参加できないというニュースを知り、ディーディーとバリー、さらに落ち目の俳優仲間、アンジー、トレントの4人は、人権活動家として状況を改善し、世間の評判を上げるため、インディアナ州に向かう。
- 感想
ミュージカルが好きな方には、楽曲やダンスが華やかで、最高に楽しめる作品だと思います🎵
この作品の原作は、実際にブロードウェイで上演されていたようですが、出演者の歌唱力とキレッキレのダンスは、本当に生で見てみたいと思いました。
ストーリーですが、ミュージカル俳優達の奮闘ぶりがメインなので、LGBTとしての問題には深く触れられていない気がします。
当事者からすると…
アリッサがPTA会長の母親にカミングアウトする場面や、それに対する母親の反応、また、散々アンチゲイ感たっぷりだったクラスメイト達が、最後あっさりとエマに歩み寄るあたりは、もう少し丁寧に描いてほしかったかなぁ…
まぁ、時間制限のある映画では、限度があるでしょうが…😅💨
あと、よく学園のLGBT映画でありがちなんですが、パートナーにカミングアウトを強要するのは、私的にすごく違和感があって…🤨💨
お互い育った環境や置かれている状況も違うわけだし、だからカミングアウトするタイミングは、個々で決めるべきことではないかな、と思います。
カミングアウトする、しない、を含め…💡
そのプロセスを見届ける・見守るのも、相手への思いやりの1つだと思うのですが…。
実際、私も今までのパートナーにはカミングアウトを強要したこともないし、されたこともありません。
だけど、結構アメリカの学園もののLGBT映画には、カミングアウトしてくれないと別れる!とか言う話、多いんですよねぇ…😶
文化の違いか?🙄
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話はズレましたが…💦
エマ役のJo Ellen Pellmanさん。全米でのオーディションで選ばれた新星の女優さんです。透き通った歌声が素敵でした☆
アリッサ役のAriana DeBoseさん。ブロードウェイやドラマなどで活躍されている女優さんです。
この役は当初アリアナ・グランデが演じる予定だったのが、スケジュールの都合上降板されたようです。
個人的には、アリッサ役が彼女で良かったと思っています🥰。自身も同性愛者だと公言されているようです。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました<(_ _)>