前回、クレジットヒストリーがない or 良くない方たちに作りやすいクレジットカード、Discover it Securedをご紹介しました。(記事はこちら)
私自身、このカードを毎月使用しつつ、クレジットヒストリーをゼロから構築していったわけですが、あれから6か月が経ったので、クレジットスコアを一体どれくらいアップさせることができたのか、実際のスコアを合わせてご紹介したいと思います。
こんな方におすすめのトピック
- クレジットスコアについて学びたい方
- 良いクレジットヒストリーを築きたい方
- 半年でのクレジットスコアの伸びしろを知りたい方
FICO クレジットスコアとは
前回説明した通り、クレジットスコアはCredit Bureau(信用調査機関)の代表的な会社、Experian, TransUnion, Equifaxなどによって分析、採点されます。
それらの会社がモデルにしているクレジットスコア算出法がFICOスコアです。

FICO (legal name: Fair Isaac Corporation), originally Fair, Isaac and Company, is a data analytics company based in San Jose, California focused on credit scoring services. It was founded by Bill Fair and Earl Isaac in 1956. Its FICO score, a measure of consumer credit risk, has become a fixture of consumer lending in the United States.
引用元:Wikipedia
FICO(Fair Isaac Corporation)はカリフォルニア州サンノゼ発祥のデータ分析会社で、FICOスコアは、FICO独自の採点方式で個々のクレジットスコア=社会的信用度を算出しているようです。
この算出法は、アメリカ大手の金融機関も採用しているほど、国内ではメジャーなスコアとなっています。
FICOスコア:5つの採点要素
以下がFICOスコアが算出される、5つの要素になります。
出典元:myFICO
Payment History(支払い履歴) 35%
最も重要な要素になりますが、期日内に遅延なく支払いを済ませている限り、高スコアを維持することができます。逆に、支払いを滞ることが、一番スコアにダメージを与えることになります。

Amounts Owed(現在の借入額) 30%
クレジットカードの利用限度額は、個々の財政状況などを踏まえて設定されているのですが、その限度額のうちの利用比率(%)がスコアに影響を与えます。
毎回限度額ギリギリを使うのではなく、だいたい30%くらいが良いスコアを維持するための目安となっています。

Length of Credit History(信用履歴の期間) 15%
これはクレジットヒストリーの年数になり、ヒストリーが長いほど、信用度もアップします。新社会人やアメリカ移住したての私などには不利ですが、同じクレジットカードを長期間持つことで、スコアアップを期待できます。

Credit Mix(クレジットの種類・構成) 10%
どのようなクレジットカードを何枚持っているか、どんな種類のローンがあるかで財政管理能力があるかの判断になるようです。
ちなみに、審査基準が高い銀行系のクレジットカードなどを持っていると、信用度が上がるようです。

New Credit(新規借入額) 10%
短期間にいくつも新規クレジットカードを作ったり、利用限度額を引き上げたりすると、Hard Inquiryと言って毎回クレジットヒストリーをチェックされ、チェック頻度が高い=リスクとみなされるため、スコアに影響があるようです。
以上のように、FICOスコアはこの5つの要素をもとに、スコアを算出しています。
FICOスコア:スコアレンジ
FICOのスコア配分は以下のようになります。
それぞれの会社のスコア算出方法によって、若干の違いは生じますが、ひとつの目安とされると良いかと思います。

6か月後、ゼロだった私のFICOスコアは?
さて、いよいよスコアの発表です!
まったくクレジットヒストリーをがなかった私が、Discover it Securedカードを6か月間使用した結果は......
なんと

初めてのクレジットスコアで759 と VERY GOOD👍の称号を頂いちゃいました 😆
まとめ
今回、正直たったの6か月間、毎月200~300ドルの使用だけで(限度額の20~30%)、ゼロスコアから759の高スコアをゲット出来るとは思っていませんでした。
やはり、自分で実際に経験してみて
毎月の使用を限度額の30%までに抑える
支払いをきちんと期日までに滞ることなく済ませる
という、難しくない基本2つを守ることで、スコアアップ↗↗は可能だと実感しています。
これからクレジットヒストリーのスコアアップを目指している皆さんも、希望を持ってコツコツと構築していきましょう♬
6か月後には、きっと良い結果が待っているはずです☆
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました<(_ _)>