前回の記事では、年金の種類について初心者なりに調べて(こちら)
TRADITIONAL IRA = 無課税で積み立て、引き出し時に税金を払う
ROTH IRA = 税金を先に払い、引き出し時には無課税
と、違いを理解しました。
どの説明にも書かれていることは、どちらが良いと一概には言えず、所得税率が関係してくるためケースバイケース(個々の退職時の財政状況などにも関わってくるので…)ということでした。
文章による説明ではふんわりとしか理解できなかったので、TRADITIONALとROTHの違いを可視化するために、下の条件でシミュレーションをやってみると…
✅毎月250ドルの積み立て
✅20年間
✅年間利回り5%で運用
✅積立時の所得税20%(Fed+State)
以下のような結果になりました。
TRADITIONAL IRA
ROTH IRA
ROTH IRAは、積立時にすでに20%の課税がされているので、引き出し時(退職後)の金額は、非課税の$83,326.20。
一方、TRADITIONAL IRAの積立合計は$104,157.76ですが、その後引き出し時(退職後)に課税されるので、もし現役時代と同じ税率20%(同じ所得枠)だと、ROTH と同じく$83,326.21(四捨五入で1¢の誤差ありますが…)で変わりません。
が!
もし、退職後の所得が現役より減り、税率が5%でも低くなれば(例えば20%→15%)、引き出せる金額は5,000ドル以上変わってきます。
具体的な数字をインプットし、上の表を比べてみてやっと、SLOWな私でも(どんだけ…💨) 退職後の所得税率の差が金額に大きく関係してくることが理解できました😅💦
なので、所得税率についてだと、現役時よりも所得が低くなる可能性がもし高いのであれば、TRADITIONAL IRAの方が良いように感じます。
では、私が前回お得❕なんじゃないかと感じた、ROTH IRAの特徴である ”運用益には非課税”という点ついてはどうでしょうか。
先ほどの条件で20年間250ドルの積立をした後、5年間、口座に入れっぱなしにした場合…
TRADITIONAL IRA
ROTH IRA
上の表を見る限り、四捨五入で1¢の誤差はありますが、TRADITIONAL とROTHで税率が20%で同じである限り、引き出し額に差はありません。
しかし、引き出し時の税率が5%低くなれば(20%から15%)、TRADITIONAL とROTHの金額の差は広がり、6,000ドル以上になります。
私は、長期運用をすればROTHの方が運用益が非課税になるので、お得なのではないかと思っていたのですが、TRADITIONALの大きい元金での運用と違い、課税後の少ない元金での運用になるので、結局は税率の差を考慮することが大事になってくるようです。
このようなシュミレーション結果により、退職後の所得が現役の所得を下回る可能性が高い我が家は、現時点ではTRADITIONAL IRAという選択肢が合っているようです👍
*今後の国家赤字による税率引き上げの可能性により、計算が変わってくるかもしれないので、現時点では…という話になりますが…💨
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今回は、IRAを理解するために以前からやってみたかったシュミレーションに挑戦しましたが、とにかく私は数字が苦手なので(誕生日や電話番号覚えられません🤔💨)計算が間違っていたら、すみません💦💦💦
というわけで、あまりこの表を信じず、ご自身で計算されることを強くお勧めします♬
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました<(_ _)>