今回観た作品は、Lである私にも身近にあるテーマ、しかも実話に基づいたお話なので、とても興味深い作品でした。
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アイ・アム・マイケル (原題:I am Michael)
元同性愛活動家のマイケル・グラッツェが、異性愛者として聖職に就くまでの半生を描いている作品。
- あらすじ
1990年代のアメリカ・サンフランシスコ。
マイケルと彼氏のベンジーは共にゲイの活動家として、若者の同性愛者向けのマガジンを発行するなど、公私ともにパートナーとして生活を共にしています。
マイノリティーながらも、幸せな日々を過ごしているように見えたのですが、マイケルは突然胸に痛みを覚え、病院でパニック発作と診断されます。
健康に自信をなくしたマイケルは、次第にその不安からキリスト教の思想に心の平和を求め、パートナーであるベンジーの元を去ります。
- 感想
本当に切ない映画でした…💨
もし自分自身が同性愛者だと気づいていたとしても、本当はちがうんじゃないか?変われるんじゃ?と思った方々は、きっと沢山いらっしゃると思います。
実際に私もそう思ったし、変わろうと努力?したこともありました😅💦
同性愛者が通るであろう道だと思うのですが…💨 この映画の年代もちょうど私と同じ時期なので、余計に感情移入してしまいました。
実話を基にしたストーリーなので、本物のマイケルさんが本当に身も心も異性愛者になられたのかは解りません。
が… 少なくとも映画でのジェイムス・フランコ演じるマイケルは、全然幸せそうには見えず💨 心を偽っている感じがしました。。
映画の前半では、パートナーであるベンジーとのラブラブ具合がとてもよく感じられます🥰
しかし後半、異性愛者として生きようとする彼の表情は、どことなく辛そうなんですよね…💨
神学校で出会ったレベッカとの恋愛中も、ベンジーと過ごしていた時のような笑顔はないし…
度々マイケルはベンジーに電話をかけるのですが、心の奥にある彼の存在を否定できないんだろうな、と感じました。
電話口でマイケルがベンジーに、『これからも友達として‥』、と提案するのですが、さんざん振り回されたベンジーはそれを承諾します。
そしてベンジーはマイケルに、『その選択で、君が幸せならそれでいい』という風なことも伝えるのですが、本当に、その通りですよね。
私も、男性とのデート=塾に行く感覚だったので…💨(笑) 自分の心に嘘つくのがどういうことか良~く解ります…👆
全く楽しくないです😑😑😑
しかし、考え方や受け取り方は人それぞれですよね。
もし自分自身を偽ったとしても、それでマイケルが心の平和を維持出来るのであれば、それはそれで彼の選択ですから問題ないと思います。
ですが…
過去にLであることに迷う元カノに、男性と浮気されたことがあるので…😒💨
まぁ…個人的には、迷ってる時は誰とも恋愛関係にない方が理想的なのかなと思います🤔
自身のアイデンティティに迷うことで、傷つけられたくないし、誰も傷つけたくないですよね…😅
左:ゲイだった頃の実際のマイケルさん 右:マイケルさんとレベッカさんとの結婚式での写真
*写真はお借りしています。
人は生きている限り、随所に人生の選択を迫られますが💦 自分や周りの大事な人達が、幸せになれる方を迷わずに選択できるような社会になれたらいいですね。
マイケル役のJames Francoさん。切ない表情多めの演技が良かったです。
ベンジー役のZachary Quintoさん。ゲイ映画に出演多め?常に優しさ伝わる演技でした。
タイラー役のCharlie Carverさん。
ニコ役のAvan Jogiaさん。この映画で一番のイケメン?
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました<(_ _)>