今回、Netflixの映画のジャケット写真とあらすじで、単純な男性同士の恋愛ものだと思っていたら…💨
想像よりも深く重い内容の映画でした😅💦
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ホールディング・ザ・マン 君を胸に抱いて (原題:Holding The Man)
同じ高校に通う2人の青年がお互い惹かれ合いながら、ゲイとして生きることの難しさを成長と共に乗り越えようとする、実話を基にしたオーストラリア映画。
- あらすじ
1970年代、カトリック系男子高に通う演劇部ティムは、ラグビー部の花形選手ジョンに好意を寄せます。
彼の懸命なアプローチにより、ジョンも次第にティムに惹かれていきます。
二人は友人や家族に隠れて付き合うようになるのですが、今のように同性愛に対しオープンではない時代。
肩身の狭い思いをしながらも、自分たちの気持ちに正直に生きようとします。
しかし、当時の同性愛に偏見をもたらす原因のひとつであった、エイズという問題が、2人の愛の力だけでは乗り越えられない試練を彼らに与えます。
- 感想 (ネタバレあり)
高校時代に出会い、大学→社会人になってもお互いを信頼し、愛し合っている2人の男性、ティムとジョンの姿が純粋です。(交際が途切れた際、ティムはゲイ的冒険を経験していたようですが…💨)
この映画の原作はティムによって書かれた実話なのですが、2人がどれだけ強い絆で結ばれていたかが、良く伝わります。
1970年代、同性愛=悪みたいな考えもあった時代に、お互いを想う気持ちに正直になれる強さ、尊敬します。
私だったらきっと挫折して偽りの人生送ってるな…😶💨
こちらが実際のティムとジョン。 二人ともイケメンです😊
劇中での役者さんたちも実物に寄せてあるようで、結構似てます👆
しかし、高校生から30代まで同じ役者さんというのは、ちょっと無理があったかな💦
違和感ありすぎて、若干高校時代の話に感情移入できなかった…🤔
大学時代には、2人とも同性愛者の権利を守る活動をしているようですが、依然として家族の理解(特にジョンの家族)は得れてない所がリアルですね。
大学卒業後、ティムはメルボルンを離れシドニーにある国立演劇学校に行くため、一旦2人の関係を解消するのですが、すぐに元サヤに戻ります。
離れてみて初めて大切な存在に気づく時ってありますよね👆 私の場合、日本を離れてみて日本の良さをいっぱい発見しますし😊
話は逸れましたが💦
色んな経験を経て、せっかく2人が残りの人生を共に生きようとしていた時に、まさかのエイズ陽性…
ティムが、ジョンにエイズをうつしたのは自分だと知った時の悲しみは、ぶつけようがないですよね。
ジョンの体はどんどん病にむしばまれ、ティムはそばに居る事しかできません。
私はパートナーとして、あんな気丈に立ち振る舞えるのかな…💨 辛すぎます💦
実際のティムとジョン。おそらく闘病中の写真
この映画で、改めてパートナーとの今後や家族との繋がりを考えさせられました。
ジョンの父親がとにかく酷いやつで…💨 でも母親はやっぱり母親です。ティムと2人で協力し、ジョンを最後まで支え続けます。
当人同士はお互いを想い合っているのに、それだけではうまくいかない現実…
同性愛カップルの権利が徐々に認められつつある今、想い合う2人が純粋に愛を貫くことに、ハードルがなくなることを願います。
ティム役のRyan Corrさん。オーストラリアの俳優さんです。
ジョン役のCraig Stottさん。同じくオーストラリアの俳優さんで、自身もゲイということを公言されているようです。
当時、エイズという病は=死だったので、重い内容を含むストーリーではありますが、2人の高校時代からの純粋な想いは、とても前向きな恋愛として描かれています。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました<(_ _)>