日本では、投資信託や株での資産運用を素人感覚でやっていましたが、アメリカ移住の際(=海外転出届提出のため)、すべての保有資産を手放すことになりました( ノД`)...
今考えると、トータルでプラスだったので良かったのですが、時期が悪くてCOVID-19ショック真っ只中だったら、と考えると…あぁ、恐ろしい 😥
素人の私には予想できないですが、
タイミング
って大事ですよね…
そんなわけで☆
大事なタイミングを逃してはいけない!という使命感にかられ?! 早速アメリカに移住してすぐ、Firstrade証券の口座を開設しました。
今回は、その口座開設の流れと、基本的な使用方法をご紹介します。
こんな方におすすめのトピック
- アメリカ在住で米国株に投資を考えている方
- アメリカ在住で個人年金口座開設を考えている方
- 日本・海外在住で米国株投資を考えている方
Firstrade証券とは
Firstrade Securitiesは、ニューヨーク州フラッシングに本社を置く株式仲介会社であり、株式、上場ファンド、オプション、ミューチュアルファンド、債券などの金融資産を取引するための電子取引プラットフォームを提供しています。 会社は、ほとんどの金融取引の手数料を請求しません。
引用元:Wikipediaから日本語訳
証券会社選びですが、私は迷わずFirstrade証券一択でした。
理由は...
✅今後、日本・その他の海外在住になった場合も使用できる
✅売買手数料、口座維持手数料等が無料
✅配当金再投資(Divident Reinvestment Plan:DRIP)が可能
✅配当金で1株未満でも購入(再投資)出来る
✅時間外取引が可能
✅ネット上に他の証券会社の情報が少なかった(笑)
まずは小額からの売買を考えていた私には手数料を抑えることは必須でしたし、やはり将来のことを考えると、アメリカ在住でなくても継続して利用できるというのは、大きなメリットでした。
あとは、ネット上に日本人で口座開設して使用されている方々が多数いらっしゃったので、それも安心材料でした(/ω\)
口座開設に必要なもの
◎ID(パスポートやアメリカの運転免許証)
◎ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)
◎住所を証明できるもの(銀行の明細書など)
◎電話番号
◎アメリカの銀行口座
Firstrade証券口座開設
最初の登録ページで、アメリカ在住 or 海外在住 によって分かれるようですが、今回は私の体験を基に、なので、アメリカ在住バージョンをご紹介します。
おそらくアメリカ以外の地域在住でも、記入に必要な情報はそんなに変わらないのかな、とは思いますが... *日本在住の方はマイナンバーが必要になるようです。
Firstrade証券のサイトで登録を済ませます。
氏名、メールアドレスを記入し、アメリカ在住であれば Continue を選択。
それアメリカ以外の地域在住であれば Open International Account を選択。
記入したメールアドレスにVERIFICTION CODE(認証コード)が届くので、
その6桁のコードを記入し、Verify Email をクリック。*コードは30分間有効です。
口座のタイプを選びます。
今回は、一般的な Individual (個人口座)を選びましたが、共有口座、年金口座などもあります。
Margin Trading(信用取引)、Option Trading(オプション)、Extended Hours Trading (時間外取引)などを選択し、Continue をクリック。
その後は、必要な個人情報を入力していきます。
Info.
First, Middle, Last Name: 氏名
SSN: ソーシャルセキュリティーナンバー
Date of Birth: 誕生日
Citizenship Status: アメリカ在住のステータス
Country of Citizenship: 国籍
Marital Status: 婚姻状況
Number of Dependents: 扶養家族の人数
Mobile Phone: 携帯番号
Address: 住所
次のページも同じく必要な情報の入力です。
雇用状況、個人の財政状況などを選択し、Continue
投資目的、個人の属性などの質問に答えて、Continue
その後はアメリカの銀行口座を紐づけます。
自分の銀行を選び(なければ右下の”Search for more Banks”を選択)
自分のバンクを検索 ➡ Continue ➡ 銀行のオンラインアカウントにログイン
その後は
- 記入した情報の確認
- ID、パスワード、4桁のPINの設定
- 公式サイトにログインし、一番右のタブ SERVICE ➡FORM CENTER で必要書類のアップロード
新規のデポジットをするときは、
ログイン後、一番右のタブ SERVICE ➡FUND YOUR MONEY ➡ ELECTRONIC FUNDING の手順に沿って必要書類を提出してください。
STEPS
ダウンロードしたACH AGREEMENTに情報を入力し、プリントアウト+サイン
VOIDした銀行のチェック or 直近の銀行の明細書
以上をアップロードし、メール、FAXまたは郵送する。
以上で、Firstrade証券の口座開設が出来ました。

Firstrade証券の使い方の基本編
初心者の私が思う、とりあえず初心者に必要な、基本中の基本だけご紹介します。
注:すでに海外投資経験の豊富な方には、全く有益ではない情報かと思います 😳
入金方法
Username +Password (最初は4桁のPINコードも必要)でログインし
Accounts ➡ Deposit/Transfer ➡ ACH を選びます。
あとは、金額を指定して、SUBMIT。
ポートフォリオの作り方
Accounts ➡ Portfolio Watchlist に行き
Stock(株)、Option(オプション)、Mutual Fund(投資信託)を選び、Symbol(銘柄コード、Tickerともいう。)を入力し、SUBMIT
株・オプション売買方法
一番下の隠しボタンを開きます。
Info.
STOCK or OPTION (株かオプション)*ETFは株でOK
Buy or Sell (買い or 売り)
Qty (数量)
Symbol (ティッカー・銘柄コード)
Order Type (Limit:指値 Market: 成行)
Limit Price (指値の金額)
Duration (指値の期間 DAY: 1日、GT90: 90日など)
PREVIEW で注文を確認したら SEND ORDER
株保有数確認・DRIP設定
Accounts ➡ Positions に行き、Position(現保有株)を確認。
Info.
Symbol (ティッカー・銘柄コード)
Quantity (数量)
Last Change ($) (%) (現在比 or 前日比)
Market Value (評価額)
Unit Cost (購入単価)
Total Cost (合計金額)
Gain/Loss ($) (%) (損益)
DRIP (Divident Reinvestment Plan:配当金再投資) を設定する場合
さきほどのPOSITION画面からDivident Reinvestmentをクリックし
STEP
Account Number(口座)を選び
Enable Divident Reinvestment Plan (DRIP設定有効にする)
Remove Divident Reinvestment Plan (DRIP設定解除する)
のどちらかを選ぶ
*どちらの設定も、一旦保有している全銘柄が選択されるので、必要に応じて個々の銘柄をADD(追加) か REMOVE(削除)し、SUBMIT
残高確認
Accounts ➡ Balance に行き、Balance(残高)を確認。
Info.
左のAccount Ballances (口座残高)
Cash Balance(現金残高)
Market Value of Seculities held Long Stock Value(証券評価額)
Total Account Value (合計評価額)
*Current(現在値) Change(現在比 or 前日比)
右のAvailable to Trade (余力)
Cash Buying Power (買い付け余力金)
Settled Funds (決算資金)
Money Locked by pending orders (未確定注文保留金)
取引履歴
Accounts ➡ History に行き、History(取引履歴)を確認。
Info.
Showing(開示)すべての取引の場合は Select All
もしくは
Buys(買)Sells(売)Dividents(配当) Interests(利息)Deposit(入金) Withdraw(出金) Others(その他)
Symbol(ティッカー/銘柄コード)*特定銘柄を見たい場合に指定
必要ならExact Match Only(完全一致のみ)をチェック
Date Range(期間)
SEARCH をクリックし、指定した取引を確認する。
まとめ
今回は、Firstrade証券の口座開設の仕方と基本の使用法についてご紹介しました。
口座開設の手順はソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)がある方用のアメリカ在住バージョンでしたが、日本在住の方もマイナンバーがあれば、International Account (国際口座)の開設ができるようです。
日本、アメリカ以外の国にお住いでも、Firstrade証券の公式サイトには100ヵ国以上がサポート地域としてリストしてあるので、世界では多くの方が利用できる証券会社のようです。
現在、COVID-19ショックで世界中のマーケットが不安定な時ですが、このようなピンチをいつでもチャンスに変えれるように、常に行動を起こせる準備は整えておきたいですよね 😀
*現在、入金金額によってボーナスがもらえるキャンペーンもあるようです。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました<(_ _)>