今日は、アメリカ(ハワイ)移住した初日、または翌日にでもやっていただきたい”ハワイの銀行口座開設”についてです。
なぜそんなに急いで口座を開設した方が良いのか......
それは、アメリカ(ハワイ)の銀行口座を開設することにより、銀行での自分名義の口座に現地の住所が登録がされるからです。
通常、銀行で初めて口座を開くと、デビットカードやその他必要な口座情報などが郵便で送られてきます。この郵便物が、今後ハワイのお役所などで必要な”現住所の確認”のための大きな役目を担います。*ですので、この郵便物は大事に保管しておきましょう。

アメリカの中でもハワイ州は、日本人でも簡単に銀行口座が作りやすい州のようです。ハワイで実際に口座を作った私が、口座開設の仕方について調べてみました。
こんな方におすすめのトピック
- ハワイに移住したので、銀行口座を開きたい方
- ハワイに旅行で毎年来るので、銀行口座を開きたい方
- ハワイに購入物件があり、銀行口座を開きたい方
ハワイの銀行で口座を開くためには
口座の種類
銀行の口座には、大きく分けると2種類あります。
◎当座預金口座 (Checking Account)
日本の普通預金に近いもので、日常使いに適しています。出し入れが自由なのですが、金利はほぼ付きません。
◎普通預金口座(Savings Account)
貯蓄のための口座なので、引き出し回数、最低預金額、預金期間に制限や条件がありますが、その分金利が付きます。

ハワイのTOP3銀行
ハワイには、いくつもの銀行がありますが、その中で人気がある3つの銀行を紹介します。
・ハワイ銀行(Bank of Hawaii)
顧客数、支店数において、ハワイ州で最大の銀行。日本語のホームページはなし。HP
・ファーストハワイアン銀行(First Hawaiian Bank)
預金高において、ハワイ州で最大、歴史的に最古の銀行。フランス・パリに本拠を置く、BNPパリバ系列。日本語のホームページあり。
・セントラルパシフィック銀行(Central Pacific Bank)
日系人創業の、ハワイ州第3位の銀行。日本語のホームページあり。
この3行は、日本語対応の支店もあるので、英語だとちょっと不安だという方にも安心してお使いいただける銀行だと思います。
TOP3銀行の比較
3行の新規口座を開設する際の手順を比較してみました。(*2020年4月現在ワタシ調べ)
初期入金額 | 口座維持手数料 | 支店数 | 備考欄 | |
ハワイ銀行 | 25ドル | 月2.50ドル *電子明細で無料 | 65 | Convenience Checking |
ファーストハワイアン銀行 | 100ドル(口座振り込み設定あれば5ドル) | 月2.00ドル *電子明細で無料 | 57 | Pure Checking |
セントラルパシフィック銀行 | 0ドル | 0ドル | 35 | Value Checking 60日間取引なければ自動的に閉鎖 |
3行ともに、口座開設には
-マイナンバーかSSN
-パスポート
-住所の確認がとれる運転免許証など
が必要です。

ポイント
◎通常、口座を開設するとデビットカードも発行されますので、ハワイで生活する上で便利なツールになると思います。
▲口座に1年以上動きがないと凍結される恐れがあるので、注意が必要です。
まとめ
ハワイ州での当座預金口座の開設は、移住者のみならず、旅行者や投資家の方にも簡単に出来、現地での生活を住みやすいものにしてくれます。
今回は、それぞれの銀行のベーシックな当座預金口座をご紹介しましたが、銀行、口座の種類によってはルールや手数料が変わってくることもあります。
今後、実際に口座を開設する準備をされる際には、ご自身の希望や条件に見合った口座を選び、開設されることをお勧めします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました<(_ _)>